デビルアクマ

超魔界村

山形まり花好きが高じて様々な渋谷系を聴き漁った話

こんにちは、今日も今日とて懲りずにひなビタ♪記事……じゃない!!!!

 

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(ひなビタ♪記事では)ないです。

 

山形まり花さんの曲を聞いているといつも思ってたんです、「あぁ、おれこんな感じな曲が好きだなあ、表現しづらいけど……キラキラ、爽やか、ゴキゲン、かわいい……みたいな、ひとことで言うとオシャレ?」みたいな感情。皆さんもありませんか?

おれは音楽的知識が小学五年生くらいで止まっているパンピーです。TOMOSUKE先生が「これはなんのコード進行でしょう」みたいなツイートも、微塵もわからなすぎて笑いが溢れました。

どうやら渋谷系というらしいです。しかしここでの渋谷系というのは便宜上で、なんか定義はかなり広いらしいし、「おれ渋谷系だぜ」みたいな名乗るものでもないらしいです。でも渋谷系とします。渋谷、知ってます? おれの家から30分ちょいで行けるとこです。

で、山形まり花ちゃんみたいなオタクコンテンツの中に生きる女の子がアイコンとして歌っているのをアキバと渋谷系を合わせてアキシブ系って言うんだって。知ってます?アキバ、おれの家から40分くらいで行けるとこです。

第4回:アキシブ系ってなぁに?

 

調べてみると出るわ出るわ、おれの好きそうな曲だらけ。みんな爽やかで、休日の午後みたいな、幸せそうな曲だらけ。

経験上、「これオススメの曲だからお前らも聞け!!」というまとめはいくらあっても困らないものです、こんなクソブログでも新しい好きな曲との出会いの場になりうる可能性はあるわけです、おれは書く、書くぞ。自分の「好き」の赴くままに……

 

 

 

 

それでは、「おれが以前から知っていた渋谷系っぽい曲」のターンです。

Nona Reeves

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開幕早々「これ違うくない?」みたいなユニットを挙げてしまった。

Nona Reevesです、大御所です。男声です。昔から好きだったんだけどホモに遊ばれだしてまた聞き直した、う〜ん。透明感。

いっつも「恋に敗れる男、それでもおれはディスコに行くぜ」みたいな曲歌ってるんですけど、ぶっちゃけツボ。爽やかなメロディの前にはダサいPVもクネクネしたヤバイダンスも霞んじゃうわけ。おれが「今すぐ会いに行く」だとか「今夜はディスコで朝まで踊ろう」なんてサムい歌詞が大好きなのもこのユニットのせいです。最高。

ボーカルの西寺郷太は最近色んな所で作詞しているので見ている人もいるかもしれない、是非Nonaを聞こう。

 

 

Swinging Popsicle

 

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おれはエロゲも好きなんだけど(唐突)、スマガのOPは映像も相俟ってかなり印象に残ったものです。当時感化されて買ったSwinging Popsicleの『LOUD CUT』、あ〜聞きました聞きました!

改めて聞いてみるとオシャレですね、(a)SLOW STAR。おれは男声コーラスに弱い。4つ打ちにも弱い。最高。

 

やくしまるえつこ相対性理論

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おれが迂闊にアニソンの話を出来ない相手から「いつも何聞いてるの?」と質問された時に、SOUL'd OUTと並んでよく出すユニットです。これも渋谷系とは違うかもしれない。

渋谷系つったらやっぱりボーカルへの執着といってもいいほどのこだわり、声だけでご飯三杯食えるような可愛くて儚げで庇護欲をかきたてるようなウィスパーが重要かと思います。やくしまるえつこはまさにそうですね。曲調が全然違うので挙げなかったけど「気になるあの子」が一番好きです。最高。

 

セラニポージ

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山形まり花ちゃんといえばやっぱり作曲をほぼ担当しているササキトモコなわけです、セラニポージルーマニアというドリキャスのゲームの企画ユニットとひなビタ♪とかなり似た展開をしていたユニットです、ササキトモコはセラニポージのプロデュースとしては二代目。(福富幸宏プロデュース時代もめっちゃいいです)

ササキトモコの声、多分聞いたことあるかと思います。スマブラXのアシュリーのテーマのアレンジがササキトモコ担当だったんですけど、歌唱も担当してたんですよね。歌唱に関しては今更知りました。ポスト渋谷系チップチューンとも相性がいいらしくDear Heroesとかまさにそれ、イントロ最高。

 

カラスは真っ白

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新進気鋭のファンクユニット。渋谷系とは少し違うけれど「ハニーボイスのボーカル」「ベース推し」「MVが可愛い(?)」と共通点が多い。

友達から勧められて一緒にツアーの東京公演に行ったらなぜか最前で、目の前5cmのところでめちゃかっこいいベースを弾かれちゃってすごく気に入りました。SHOW BY ROCK!でも「シロラクロスカ?」という名前で曲提供してるのでそちらで知っている人もいるかも。

おれは「革命前夜」って曲が好きです。

 

中塚武

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ポスト渋谷系を語る際に挙がる著名な方の中の一人、クリア〜な男声がひじょうにオシャレ。

おれは塊魂のアレンジをよく聞いてたんですが、実はきんいろモザイク1期EDがカレのカバー(しかも土岐麻子)だと知って仰天した。調べるって重要ですね……

 

 

 

と、「おれが調べる以前から聞いていたメジャーなユニット」を挙げてみた。自分の手の届く範囲の音楽しか聞いていなかったから「これ渋谷系か?」と思うようなユニットもあるけど「おれが好きなのはこんな感じ」というのが伝わってくれればいいです。

ピチカート・ファイヴCymbalsフリッパーズ・ギターなど、有名なところは挙げませんでした、なぜならさっき知ったからです……めちゃくちゃええやんけ……ありがとうキッカケをくれた山形まり花さん……

というわけで次は音ゲー曲、主にポップンミュージックの曲のコーナー。

 

「なんでポップンって渋谷系多いの?」って思ったんだけど、ポップンが生まれた時代が渋谷系全盛期だったし何よりポップを表題にしてるから当時の流れを汲んで当たり前だった。

 

ORANGENOISE SHORTCUT(SUGI&REO)

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ポップンのはしりといえば、BEMANIの創始者である南雲玲央とスギくんこと杉元清隆の「ポップス」で、後にスギくんがORANGENOISE SHORTCUTとしてユニット化する。

女性と聞き間違えるくらいのハニーボイスに当時からメロメロでした。いつ聞いてもいいな……

彼が最初期のポップンのサウンドディレクターをしていることからポップンはこういう路線の曲が多かった印象、後のサウンドディレクターwacにも共通するね。

クオンタイズがめちゃくちゃ好きです。

 

wac(脇田潤)

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最近までポップンのサウンドディレクションをしていたネコのおっさん。めちゃくちゃ守備範囲の広くて色んな曲を書いてるけどCymbalsの沖井礼二の後輩なのもあってか彼のアルバムはどことなく渋谷系を感じるピアノサウンドが多い。

よくボーカルに呼んでいるrisetteの常盤ゆうは「こういう曲」をさまざまなコンポーザーの曲で担当していて音ゲーやってると色んな所で声を聞く。

 

 

TOMOSUKE(舟木智介)

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ひなビタ♪を産んだ多芸幻想おじさん。彼もまたポップンのサウンドディレクターのうちの一人。

TOMOSUKEもめちゃくちゃ作曲の幅が広いけどDormirというユニットではボーカルくりむの声の甘さからそういう曲の印象が強い。つーか好きすぎて挙げる曲が多すぎるな。

よく知らないんですけどどうやら1曲めの『jet coaster☆girl』をカバーしているアルバムがあるらしいですよ。よく知らないんですけど。

 

肥塚良彦

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肥塚王子こと肥塚良彦。主にギタドラに曲提供をしているけど本人歌唱の曲が王子の名に相応しい甘さ。

 

沖井礼二

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Cymbalsの作曲御大を音ゲーコンポーザーとして紹介するのもなんか違うかもしれないけどおれにとっては音ゲーコンポーザー、沖井礼二。

初の提供曲がりえちゃん担当(ORANGENOISE SHORTCUTと同じ)なのもなんかいいですよね……

 

 

と、主な渋谷系音ゲー曲はこんな感じ、無理やりポップン多めで紹介してるので他の音ゲー曲でもこんな感じの曲はいっぱいあります。中田ヤスタカ提供のSTEREO TOKYOとか興味があったら是非聞いてくださいお願いします。

そして次、渋谷系にとって欠かせなかった「ハニーでキュートなボイスの歌姫」はだんだん声優に取って代わってきた……ということで声優×アキバ×渋谷系の『アキシブ系』の紹介。

 

 

花澤香菜(とポスト渋谷系の著名な方々)

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この記事を書くにあたったキッカケの一つ、どの曲を挙げるのか難しすぎてもう思わず「このアルバムを聞いてくれ」と無理やり貼り付けてしまった。

現在の渋谷系といえばもう花澤香菜になりましたね、これは北川勝利執念の勝利って感じで非常にいい。Blue Avenueのライブはおれも行ったんですけど、ほんとどの曲も最高でした。

このclaireというアルバム、今まで挙げてきたポスト渋谷系の著名な作曲者が怒濤のラインナップで曲提供してて本当に必聴なので興味がある方は早めに聞いた方がいいです。

キャラソンも花澤香菜を前提としたような曲ばかり、これからもずっと食っていけるなこりゃ……

 

坂本真綾

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花澤香菜が'10年代の歌姫なら坂本真綾は'00年代の歌姫、今更紹介するのもアレなレベルだ……。

おれは全盛期の坂本真綾を知らないからあまり語れないのが悩み、CLAMP作品の曲ばっかり挙げたけど、おれは一切見たことないです。ズヴィズダーのOPとか、よかったよ……(これが限界です)

曲提供は相変わらずの北川勝利や菅野よう子

 

アイドルマスター

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今年で10年の古参コンテンツであるアイドルマスター。「アイドルが歌をうたう」ということでオリジナル曲が全体で440曲もあり、当然渋谷系もある。アニメアイドルマスターのBD特典である「PERFECT IDOL」シリーズはシャレオツアレンジカバーは然ることながら中塚武クラムボンミトなんかが作曲してて豪華。

Slapp happyアイマスの中で一番好きです。

アイマスはカバー曲も凄く、「東京は夜の七時」や「恋とマシンガン」、「カプチーノ」など是非聞いてください。

 

釘宮理恵

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釘宮理恵、とんでもない量のキャラソンを歌っている。水瀬伊織としてのカバーがめちゃアイドル曲ばっかだから他の曲も聞いたけど出るわ出るわ。

 

やなぎなぎ

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北川勝利お抱えその2!supercellや北川勝利のバックアップを受け歌姫化したニコニコ上がりのやなぎなぎ、昔はガゼルという名前で歌ってみたとかをあげていた。

おれはニコニコ大好きだし当時のガゼルも聞いてたので正直やなぎなぎという名前は馴れない、けど北川勝利に拾われてよかったね……って思う。

 

ROUND TABLE featuring Nino

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北川勝利プロデュースその3、説明不要!!

北川勝利は現代でもなお渋谷系を諦めていない感じが非常にいいですね(花澤香菜で実を結んでるしね)

 

神前暁

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MONACA所属、キャラソンを非常に多く手掛けるビッグな人。アイマスのキラメキラリで育った身としてはかなり身近な存在です。本当に色んなところで名前をよく見るので名前の読みは覚えておこう!「こうさきさとる」です。

 

 

 

田中秀和

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MONACA所属2人め、神前暁に影響を受けたせいかやはり近い。新進気鋭でアイカツ!によく曲提供している。

 

 山形まり花(CV:日高里菜

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結局こういうオチになるのか……(呆れ)

最近の渋谷系再評価の流れなのかTOMOSUKE渋谷系好きだからか、珍しく渋谷系を謳ったキャラクターです。他にも色んな曲があるので是非聞いてね。作曲はササキトモコ。

 

 

 

 

と、メジャーな好きな曲の動画を貼るだけの記事になってしまった。

一番重要なことを伝えると、おれは知識が浅いのでこんな感じの曲でオヌヌメがありましたらおれに教えてください……切実に……。