デビルアクマ

超魔界村

三年前近所でお話した小学生の幽霊(未確定)の話

コンビニ行く時に歩いてたら思い出して、140文字じゃ足りないからこっちで思い出しながら書きます。

僕はたぶん三年前に小学生の幽霊に出会いました(この話は三年前から世間話の掴みとして使っています)(受けが良い)

ツイッターにも書いた覚えがあるんだけど忘れました。

 

三年前の夏のことなんですけど、僕は自宅の裏のコンビニ近くの横断歩道にいました。22時くらいです。帰る途中です。田舎独特のオレンジ色の街灯がひとつくらいしかない暗い道路、いつも怖いなー怖いなーってなりながら渡ってました。

その日は横断歩道の通行待ちに小学生がいて珍しいな~って思いました。小学4,5年生くらいかな?って思いました(小学生の容姿に詳しくないので詳細は不明です)。

したら急に「ねえキミ」って話しかけられました。ここは鮮明に覚えてます。「ねえキミ」て、小学生に「ねえキミ」……「ねえキミ」てってなりました。

「なに?」って聞いたら「キミも帰り?」って聞かれました。正解なんだよな。「帰りだよ~」って言ったら「一緒に帰らない?」って言われました。ナンパかな?

そのときおれは「こんな時間に小学生が一人、危ないっしょ」って思いました、おれは良識のある大人でした。快諾しました。

帰る途中すげー他愛もない話をしました。ポケモン、何が好き?みたいな話とか(ベトベトンが好きって言って引かれた)、ロックマンエグゼの話とか(今思うと妙に古い話したな)とか、ドッヂボールの話とかしました。

 

途中でこんな話をされた、「もう暗いよね~、キミもさあ、帰ったらお父さんお母さん寝てるの?」 急だな。おれはこの時「おれ、お父さんいないんだよね……」とクソ重い話をぶっこみたくなったけど良識のある大人なのでやめて「多分寝てるね~」って言いました。

小学生は「へ~、じつはおれ、お父さんもお母さんもいないんだよね…」って言ってきた、おいおいおいおいクソ重い話すんなキミ、おれは度肝を抜かれた。「おじいちゃんと一緒に暮らしてるんだよね」と小学生。

そのときは単純に「複雑な家庭なんだな~」って思った。「おれんちここの二階だよ~」って言われてまた度肝を抜かれました、おれの家の真裏の棟じゃねーか。

「玄関までついてきてよ」っていわれてついていったけど正直このあたりから結構怖かった、小学生は自分の鍵をつかってドアを開けて家へと入りました(家には誰にもいないみたいで真っ暗だった)

ようやく終わったな~帰ろ~思って階段くだろうと思ったら急に扉ガチャー!!!!!!!開いて小学生が「またね!!!」っていって再度勢い良く扉を閉めました。

 

 

実際話はここまでで、進展もクソもないんだけど本当に近所だから相変わらず気になってます。その家のベランダをコンビニ行くたびに見るんですけど、やっぱり家の中は真っ暗なんですよね。でも人が住んでいないってわけじゃなくて、カーテンが掛かってる日といない日があるんだよね……(怖い)今日はカーテン開いてました。

どうでもいい人に適当に話すときはここから作り話で「その部屋、実は先々月に遺体が発見されたんだよね……独死した爺さんの死体、だけが」って落ちをつけてます。ウケが良いです。